機能
製品や金型の不具合部位を早期に検出
プレス製品や樹脂製品・鋳鍛造製品の検査時間を短縮したいと思っていませんか?
従来、数百ヵ所から数千ヵ所のポイントを接触測定機で検査する場合、測定のティーチングや測定時間および検査結果の集計など、異常部位を見つけるために膨大な時間がかかります。
spGaugeは、素早く広範囲を測定できる非接触測定機から出力される点群データと3次元CADデータとを比較することで、短時間に製品形状や金型形状の異常部位を検知できるツールです。
形状検査とは
「形状検査」とは、実際の製品や金型を非接触測定機で測定した点群データとCADデータとを照合し、差異のある部分を検査する機能です。
CADデータに対してプラス方向またはマイナス方向の誤差値を階調表示することにより、異常部位を視覚的に検知できます。しきい値外の誤差部位のみを強調表示することも可能です。
形状検査による異常の検出例
- プレス製品
- 「稜線そり、ねじれ」の検出
- 「スプリングバック、スプリングゴー、壁そり」部位の検出
- 「凍結不良」部位の検出
- 樹脂製品
- 「外形寸法」(収縮率)異常の検出
- 「ひけ、肉厚不足、充填不足」部位の検出
- 「ボス/リブの倒れ、位置ずれ」の検出
- 鋳鍛造製品
- 「ヒートクラックによるバリ」の検出
- 「金型だれ、金型欠け」余肉部位の検出
- 「金型ウキ、ヒケ」欠肉部位の検出
形状検査の効果
不具合部位の検出時間が6割減!
(A) 接触式測定における1000ヵ所の測定および集計・検査
(B) 非接触式測定における形状測定およびspGaugeを使用した形状検査
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