機能
メッシュ生成におけるモデル修正
CAD上では問題がないように見えるモデルなのに解析ソフトでメッシュが生成できず、CADと解析ソフトを何度も行ったり来たりして、モデル修正をされたことがある方は多いのではないでしょうか。
メッシュ生成ができない理由
解析ソフトのメッシュ生成の技術が向上し、昔に比べればメッシュ生成ができないことが減っています。しかしながら、まだまだメッシュ生成ができないことが多く、「メッシュ生成でエラーになってしまい困っている」と度々お問い合わせいただきます。
お問い合わせいただいた中から、メッシュ生成できなかった原因の代表的な例をご紹介します。
微小要素
ブーリアンを繰り替えすことで、細長い糸のようなフェースが作成されることがあります。
このようなフェースに対してメッシュを作成することができず、エラーになることがあります。
フェースの重複
フェースが重複し、法線方向の表裏が混在している状態でメッシュの生成を実行した場合、解析ソフトによってはループしてしまいエラーになることがあります。
低精度モデル
見た目にはわかりませんが、実際にはバーテックス(頂点)とエッジの端点が離れてしまっている場合があります。解析ソフトによっては、そのような場合にメッシュが生成できないケースがあります。
各解析ソフトに合わせたヒーリング
メッシュ生成ができない原因は各解析ソフトによって異なります。
Aという解析ソフトでは問題になるエラーも、Bという解析ソフトでは問題にならない場合があります。spGateでは、そのような場合でも対応できるように、各解析ソフト(Moldflow、Femtet、3D TIMON)に合わせたヒーリングオプション(※)を準備しております。
※spGate 2024.1(2023年8月末リリース予定)より、正式対応予定です。