測定点群データを利用した
高機能検査ツール
spGaugeは、3Dスキャナで測定した
点群データと設計データを利用した
検査ソフトです。
製造業の生産準備段階をはじめ、
試作段階や量産段階で活用されています。
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01/04
試作開発・生産準備時間を
大幅に短縮
非接触測定点群データと3次元CADデータから、誤差がある部分をカラーマップで表示し、視覚的に不具合を確認することができます。
さらに、非接触測定点群データから寸法を算出し、公差値を満たしていない部位を容易に確認することができます。
製品や金型の面形状を短時間で測定する非接触測定機と検査ソフトウェア「spGauge」により試作開発や生産準備の時間を大幅に短縮でき、ものづくり全体の工数を削減します。
02/04
求める結果を実現できる位置合わせ
点群データとCADデータを比較するために最も重要な機能が「位置合わせ」です。信用できる検査結果を得るには、検査基準となる部位の点群データを精度よく合わせることが必要です。
点群データとCADデータが正確に位置合わせされることにより、従来の検査治具を使用した検査と同じ検査結果をspGaugeで得ることができます。
また、点群データとCADデータに限らず、マスターとなる製品の点群データと測定対象となる点群データの位置合わせも可能です。
spGaugeは、ものづくりの現場に蓄積された経験や技法に基づき、検査の目的ごとに最適な位置合わせを行うことができます。
03/04
充実したプレス専用検査機能
プレス製品における穴や板止まり、板厚、溶接打点を自動かつ正確に抽出できる機能を搭載しています。
穴や板止まりは、検査対象外である治具や底の点群データを除外して抽出します。板厚検査は、板厚の減少割合やしわの発生個所をカラーマップで視覚的に確認できます。溶接打点検査は、溶接部のくぼみ(圧痕)を見つけ出し、設計値との位置ずれを検出することが可能です。この検査により、人がひとつずつ溶接打点を確認した場合の、膨大な作業工数やチェック漏れの問題を解決します。さらに、spGaugeを活用すると検査記録をたどることが容易になり、トレーサビリティー対策を強化できます。
04/04
鋳造製品の肉厚を短時間に検出
鋳造品の非接触測定点群データをもとに、各部位の肉厚値をカラーマップや等高線で表示し、保証すべき肉厚を満たしていない領域を検出します。
エンジンブロックのように形状が複雑な部品でも、漏れなく短時間で検査できます。量産準備段階の試作品検査などで威力を発揮する機能です。