曲線・曲面処理
自由曲線から美的曲線へ
工業製品の意匠設計フロー
2の作業で作成された曲線は、CADシステム内ではNURBS(Non-Uniform Rational B-Spline)という数式で表現されており、曲率変化の制御は容易ではありません。
アルモニコスでは、人間が美しいと感じる曲線=「美的曲線」を導入し、デザイナーが決めた線に最も近い「美的曲線」を定義する研究を進めています。
※本機能は spScan 2019.1(2019年9月リリース)に正式に搭載しました。
NURBS曲線を美的曲線に近似変換
曲率が捩れ、振動するNURBS曲線 → 美的曲線近似
関連製品
研究担当
AXION事業部 穆凱圓
修士論文は「Isogeometric analysis of shell models with accurate curvatures represented by B-spline surfaces」。
入社以来、点群、ポリゴンメッシュ、曲線・曲面関連の仕事に従事。アルモニコス製検査ソフトspGaugeの開発を中心として活躍。2018年からは同社製リバースソフトspScanの開発を新しい舞台に。
※所属・肩書は記事掲載時のものであり、現在とは異なる場合があります。