活用例
製品外観の歪み部を検出したい(プレス/樹脂メーカー)
最近の自動車のドアや家電製品の意匠面は、平面が少なく自由曲面が多く見られます。
成形した部品に光を当てると歪んだ部分に写りこんだ状態が屈折して見えてしまいます。自由曲面上で数十ミクロンの深さの歪み部分を検出することはかなり困難で時間もかかります。
spGaugeでは、測定点群データから歪んだ部分をカラーマップで表示し見つけることが可能です。
測定点群データから従来の方法で歪みを検出
歪み部分を検出する方法には、以下のような方法があります。
- 「様々な方向から光をあて、目視で検出する」
- 「塗料を塗り砥石をかけ、塗料が残った部分を歪みと判断する」
- 「3点ゲージで面の隅から隅まで測定し検出する」
spGaugeには、測定点群データに対して「砥石」と「3点ゲージ」の方法を行い、歪み部分を検出する機能があります。
(非接触測定機の測定精度以下の歪みは検出できません。)