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機能

5万面のフルモデルを1/100に軽量化

CGやデザイン業務でCADモデルを利用して静止画や動画を作成する場合、重要なのは、3Dモデルの外側から見える部分のみ。自動車で言えば外観やガラス越しに見える内装です。見えない部分のCADデータは個々に手動で削除し、レンダリング時間を短縮するのが一般的です。

spGateはこの軽量化作業を完全自動化しました。

ファイルサイズの大きなCADモデルの場合、面数が5万面を超えるケースもあります。5万面のままでCGレンダリングを実施したり、動画コンテンツを作成すると、レスポンスが悪く非常に処理時間がかかってしまいます。

spGateの陰面除去機能を利用すると、指定した矢印方向から見える面だけに軽量化できます。

5万面のモデルが500面に軽量化すると、CGレンダリングや動画制作作業を非常にスムーズに行えます。

全体モデル
矢印方向から見える曲面のみ表示

矢印(視線方向)には様々な設定方法がある

矢印の設定方法には様々なタイプがあります。

  • 基本6軸(+-X, Y, Z軸)
  • 任意のビュー矢視方向
  • 角度指定軸
  • 直接座標値指定

これ以外にも、半球状・球状に多数の矢印をあらかじめ用意してありますので、細かい処理が可能です。

半球状に配置された80本の矢印
内観における陰面除去

ソリッドパーツのまま軽量化する方法

陰面除去機能では、default(基本設定)において、処理の最小単位は「面」になっています。
そのため、元々ソリッド(閉じた形状)だったモデルを陰面除去すると、バラバラの面データになってしまいます。(画像:A)

最小単位を「パート」に指定した場合には、穴が開くことなく、個々のパートは元々のボディやシート状態を保持します。(画像:B)

できるだけ軽量化したい場合には、最小単位を「面」で実行します。
軽量化はしたいけれども、各パーツはソリッドを保持したい場合には、最小単位を「パート」で実行します。

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