点群・ポリゴン処理
官能検査
形状の乱れの可視化
自動車のボディのような滑らかな形状の見栄えを評価する手法を研究しています。人が良し悪しを判断している領域です。
定量的な評価を目標としています。
現在は、滑らかな形状の乱れの可視化に取り組んでいます。
CAD等で形状が立体的に見えるのは、光源に対する拡散反射と鏡面反射によって、物体の色を変化させているからです。反射の強さは光源、曲面上の法線、視線方向の関係によって決まります。
単純化すると下記のような式で表せます。
可視化の代表的な方法であるゼブラマッピングも法線に応じて周期的に色を変化させることで縞を表示しています。ゼブラマッピングと似た手法で、より法線の変化に敏感に色を変化させる表示方法を試作しました。
研究担当
AXION事業部 事業部長 野口勇
2000年、(株)アルモニコス入社。アルモニコス製パッケージソフトのspGauge、spScanの開発に従事。現在は受託開発を軸に、三角形メッシュ関連の仕事にも携わっている。
趣味は、読書、ハーフマラソンとトレイルランニング。
※所属・肩書は記事掲載時のものであり、現在とは異なる場合があります。