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曲線・曲面処理

曲面フェアリング(円環ハイライト)

曲面に投影した円形ハイライト線により、滑らかな曲面に変形

横浜国立大学 理工学部 機械・材料・海洋系学科 前川卓教授の研究「円形ハイライト線によるB-Spline曲面のフェアリング」を、ものづくりの設計現場で使用されている実モデルに対して適用するための研究をしています。

B-Spline曲面の指定範囲における法線ベクトルを制御することにより、曲面形状を滑らかに(フェアリング)します。

円環光源を曲面に投影し、曲面の状態を確認します。滑らかな曲面は、投影した曲線も滑らかな形状になります。

投影曲線の中で、細かい振動(凸凹)や異形(突起)を持つ範囲を指示することにより、指示された範囲の投影曲線がより滑らかになるように曲面を変形させます。

アルモニコスでは、大学や研究機関とのパートナーシップで、知的資源を社会へ生かす研究開発に積極的に取り組んでいます。

※本機能は spScan 2023.1(2023年11月30日にリリース)に正式に搭載しました。

関連製品

リバースエンジニアリングソフトウェア spScan

研究担当

曲面フェアリング(円環ハイライト)

代表取締役 社長 森川 滋己

1988年、 (株) アルモニコス入社。

入社以来、「点群、ポリゴン、自由曲線、自由曲面」を扱う形状処理技術に従事。特許出願、多数。アルモニコス製パッケージソフトspGate、spGauge、spScan、ClassNK-PEERLESSの企画および立ち上げを牽引。

1999年、取締役に就任。2014年、代表取締役社長に就任。

趣味は、読書、釣り、ゴルフ、サーフィン。

曲面フェアリング(円環ハイライト)

AXION事業部 プロジェクトスーパーバイザー 山根 雅則

元国鉄職員という異色の経歴。国鉄退社後、自動車プレスの業界でプレス成形の業務(金型検査、成形シミュレーション、非接触測定機導入推進、ハイテン材成形研究、ホットプレス技術開発)に従事。

アルモニコスの製品検査ソフト「spGauge」のヘビーユーザーかつ、リバースソフト「spScan」のファーストユーザーでもあり、新バージョンの仕様提案をしてきた。

ソフトウェアのユーザーから作り手になりたいと、アルモニコスに2014年入社。

入社して以来、spScanの営業担当マネージャーとして、仕様決めから営業、販売、講演まで幅広く担当。

趣味は、プラモデル、シーカヤック、自動車、競技自転車など多岐にわたる。シーカヤックはインストラクターの経験あり。

定年退職後に自作でログハウスを作るという夢を持ち続け、枕木300本を20年前に購入済み。

曲面フェアリング(円環ハイライト)

A-Pro事業部 志田健太朗

2017年、(株)アルモニコスに入社。修士論文は「Image Based Mesh Smoothing.」。

大学在学中に曲面フェアリング(円環ハイライト)の共同研究プロジェクトに参加。

入社後はClassNK-PEERLESSの開発に携わり、現在は受託系システム開発に従事。

趣味は、バイク。 愛車のスーパーカブで日本一周するのが夢。

曲面フェアリング(円環ハイライト)

※所属・肩書は記事掲載時のものであり、現在とは異なる場合があります。